TOPNEWS

2020年03月29日

感動!選抜中止の球児に送る、萩本欽一の「運の哲学」が深い…



記事本文を読む→ ranking

track.gifPICKUPNEWS







 3月11日、日本高校野球連盟は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、19日開幕の『第92回選抜高校野球大会』の中止を発表した。この決断に賛否の声が上がる中、萩本欽一が独特の人生観から、センバツ球児たちへの応援メッセージを所属事務所のホームページ上に綴った。

〈春のセンバツ高校野球が、中止という残念な発表。選手も監督もコメントでは「諦めるしかない」「夏に向けて頑張ります」と残念な顔。これは不運か。そうではない。これは大きな運だ。きっと、この選手たちの中に将来のスーパースターが出るに違いない〉

 萩本は“ダメな時ほどダメじゃない”という哲学を持ち、“運”の話を中心にした著書も多数残している。『ダメなときほど運はたまる』(廣済堂新書、2011年1月発行)には、こう書いている。

〈だれにでも運と不運は平等にきます。だから今がついていない時期なら、そのあと幸運な時期がきっとくるはずです。不運の度合いが大きければ大きいほど、これからやってくる運も大きくなるの〉

 この考え方は、自身の体験から生まれたものである。東京にカメラ店を何軒も持つ父親の元に生まれた萩本は、優雅な幼少期を過ごしていた。だが、小学4年生の頃から父の会社経営が傾き、中学3年の時には家に借金取りが押し掛けるほどになり、生活は困窮した。

 人生が急転したことで、萩本は“運”について考えるようになったという。

 高校卒業後、萩本はコメディアンを志し、浅草で修業を積む。しかし、3か月で演出家から「別の道に進んだほうがいい」と失格の烙印を押されたり、初のテレビ仕事である生放送のコマーシャル読みで19回NGを出したりするなど、始めから順風満帆なわけではなかった。

 コメディアンになって6年半が経った25歳の1966年10月、坂上二郎と『コント55号』を組む。翌年、日本劇場での西田佐知子ショーや北島三郎ショーを機に、評判が急上昇。1968年にはフジテレビ系で『コント55号の世界は笑う』が始まり、スピード感溢れるコントで時代の寵児となった。1970年代、萩本は『スター誕生!』(日本テレビ系)などの司会者として名を馳せ、1980年代前半には『欽ちゃんのどこまでやるの!』(テレビ朝日系)など冠番組の視聴率が1週間で計100%を超えるほどの人気を博した。

 しかし、44歳を迎える直前の1985年3月限りで『欽ドン!』などのレギュラー番組を降り、休養に入った。実は、1年前に出版された『欽ちゃんのはにかみ人間学』(主婦と生活社、1984年3月発行)の「第26章 人生、すべてチャラ」の「人生って、結局プラス、マイナス、ゼロ」という項目には、こんな文言がある。

〈萩本欽一には、今、金もある、名誉もある(これだけ名前が知られているんだものね)、家庭もある、子供もいる。だから、もう運がない。ということは、仕事でもあまり前に出ないほうがいいってことかなってときどき思います〉

 つまり、突然に思えた休養宣言は、この言葉の実践だったのだ。のちに、著書『まだ運はあるか』(大和書房、1999年11月発行。取材・構成 斎藤明美)ではこう語っている。

〈初めから四十五(歳)だと思ってたの。運を計算したらそうなるんだよ。(中略)中学から芸人として売れるまで十六年なんだよね。二十八の時55号で売れて、それから十六年だと、四十四、これが限界だよね。辛かった分と同じ年数だけ成功するとしたら、四十五でもうダメになるんですよ〉

 猛練習の末に出場権を勝ち取ったセンバツ球児たちの落胆を慮った上での萩本のエール。 厳しい鍛錬を積み、誰よりも“運”について考えてきた男だからこその重みを感じた。
https://www.news-postseven.com/archives/20200318_1549389.html
★【フェラ流出】西野七瀬、フェラチオ画像流出…ホクロで完全一致、乃木坂ヲタが発狂…
★テレビが封印する芸能人のヤバい事件史(最終スクープ編!)
★【ポロリ事故】AKB未成年メンバーが乳輪ポロリ…
実録! わたしがAVに出演した理由地獄を見た女たちの現場 [ 水槻れん ]
★西内まりやがヌード公開!
★芸能界「怖い」事件史完全保存版
★【驚愕】同級生男女5人で行った混浴で水着NGだと分かった結果・・・・・・・・・・
◆人気芸能人の消したい過去ENTAMERANKING
◆芸能界の危ないうわさGEINOU UWASA
【芸能ニュースの最新記事】
posted by makoto at 08:00 | Comment(0) | 芸能ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]