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2018年03月05日

北川景子に浮上した不名誉な疑惑



 映画に詳しい方なら「またか」と呟くだろう。3月2日に受賞式が行われる日本アカデミー賞だが、過去に何度も投票の公正性が問題視されてきた。例えば樹木希林(75)は豪快に、北野武監督(71)は怒りを込めて批判を行っている。
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 映画に詳しい方なら「またか」と呟くだろう。3月2日に受賞式が行われる日本アカデミー賞だが、過去に何度も投票の公正性が問題視されてきた。例えば樹木希林(75)は豪快に、北野武監督(71)は怒りを込めて批判を行っている。

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 今回、“組織票”疑惑が関係者の間で指摘されているのは、助演女優賞候補の北川景子(31)だという。

 日本アカデミー賞は「ノミネート」という表現を使わないようだ。候補者を「優秀賞」と発表し、本番の受賞式で「最優秀賞」を与える。「優秀助演女優賞」の顔ぶれは以下の通りだ。

【優秀助演女優賞】
尾野真千子(36)「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(廣木隆一監督/松竹・KADOKAWA)
夏川結衣(49)「家族はつらいよ2」(山田洋次監督/松竹)
広瀬すず(19)「三度目の殺人」(是枝裕和監督/東宝・ギャガ)
薬師丸ひろ子(53)「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(瀬々敬久監督/松竹)
北川景子(31)「探偵はBARにいる3」(吉田照幸監督/東映)

 この5人の中で、なぜ北川景子だけが疑問視されているのか、映画担当の新聞記者が解説する。

DAIGOと北川景子
「映画が本当に好きで、5本の作品を全部見た人なら分かります。北川さんが他の4人と比べて劣っているのは明らかです。北川さんの演技がひどいという話ではありません。『探偵はBARにいる3』を鑑賞すれば、北川さんの演技に感動して当然です。ご本人は一生懸命に演じておられます。しかし賞とは、役者さんや作品に優劣を競わせるという、非常に残酷なものです。そして助演女優賞に値するか否かという厳しい視点で見れば、尾野さん、夏川さん、広瀬さん、薬師丸さん4人の演技と、北川さんの演技は、やはりレベルが違うのが現実なんです」

助演女優賞の受賞者
正しい投票とは何か

 記者氏によると、日本アカデミー賞は「テレビドラマの映画化作品を冷遇する」という傾向があるという。それで割りを食う役者が出てしまう。

「テレビドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(フジテレビ系)を映画化した『昼顔』(西谷弘監督/東宝)は上戸彩さん(32)が主演ですが、助演女優の伊藤歩さん(37)の鬼気迫る演技が高く評価されたのは、映画のファンならご存じだと思います。ところが今回、優秀助演女優賞には選ばれていません。テレビ冷遇が原因としか考えられず、こうした謎の不文律が存在することも、日本アカデミー賞の公正性が疑問視される理由の1つでしょう」(同・記者)

 当たり前だが、北川景子に賞を取らせようと、買収の現ナマが飛び交ったという話ではない。後で詳しく触れるが、「探偵はBARにいる3」を製作した東映の社員にも、アカデミー賞の投票権を持つ者が存在する。たとえ自社の映画でも「最も優れた演技だ」と自信を持って北川景子に1票を入れたなら正しい投票行動だ。

 しかし「我が社の作品を社員として応援しよう」、「現場で北川さんは頑張っていたそうだから、賞を取ってほしい」という気持ちは一種の善意ではあっても、やはり正しい投票とは言えない。映画会社の社員に投票権を与えているのが、そもそもおかしな話なのだ。

樹木希林の勇気

 樹木希林は2008年3月、第31回日本アカデミー賞の受賞式会場で、この問題について言及した。何と自分自身が最優秀主演女優賞を受賞した時のことだ。

 この年は「それでも僕はやっていない」(周防正行監督/東宝)が高い評価を受け、報知映画賞、日刊スポーツ映画賞、毎日映画コンクールで作品賞を独占、キネマ旬報ベスト・テンでも1位に選ばれた。

 ところが日本アカデミー賞は「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」(松岡錠司監督/松竹)に作品賞や監督賞など5冠の栄誉を与えた。「それでも――」は助演女優賞しか取れず、もたいまさこ(65)だけが受賞という意外な結果に終わる。

「それでも――」はフジテレビが製作し、「東京タワー」の製作委員会には日本テレビが名を連ねていた。その日テレの生中継で「東京タワー」の栄光が伝えられるたび、一般の視聴者でさえ疑問が芽生えていったとの証言が残っている。そんな状況で、樹木希林は主演女優賞を獲得した。

 樹木は「私なら違う作品を選ぶ」、「半分くらいしか出演していないのに賞をいただいてしまって申し訳ない」、「組織票かと思った」と本音を吐露。最後に「日本アカデミー賞が名実共に素晴らしい賞になっていくことを願っております」と皮肉で結んだ。

 受賞式だけでなく複数のインタビューでも樹木は一貫して松岡錠司監督(56)を批判し、「賞を取るほどの作品ではない」と投票の公正性に疑問を提示し続けた。

北野武の発言に、東映会長が反論

 興味深いことに、読売グループのスポーツ報知は翌日、「日本アカデミー賞授賞式 樹木希林が主演女優賞 恩師・市川崑監督に捧ぐ栄誉」(08年2月16日)を掲載し、その中で「大手映画社の作品選ばれる『性格』出た」と指摘した。

《映画関係者を中心とした日本アカデミー協会員4319名による投票で決めるが、そのうち4分の1を大手映画会社5社の社員が占める。今回は8割の投票で、総じてインディペンデント系の作品は弱く、大手映画会社の作品が選ばれる傾向が強い。主演女優部門では報知映画賞など3冠の麻生久美子(夕凪の街 桜の国)、キネマ旬報など2冠の竹内結子(サイドカーに犬)は優秀賞5人にも選ばれなかった(略)。小林薫が壇上で「組織票ですよ」と話したが、冗談にも聞こえなかった》

 末尾に登場した小林薫(66)も、「東京タワー」で最優秀助演男優賞を受賞している。主演女優と助演男優がそろって“組織票”と口にしたわけだから、これは異常事態と言っていいだろう。

 そして2014年には東京国際映画祭のイベントで、北野武監督が同じ問題を再び提起した。

「日本アカデミー賞最優秀賞は松竹、東宝、東映、たまに日活の持ち回り。それ以外が獲ったことはほとんどない。アカデミー賞の会員なんてどこにいるんだ。汚いことばっかやってる」

 これに日本アカデミー賞協会会長の東映・岡田裕介会長(68)が慌てて「公正な投票」と反論を行い、かえって火に油を注ぐ結果となった。

堅牢なブラックボックス

 2人の主張を見事に精査したのはライターでリサーチャーの松谷創一郎氏の「日本アカデミー賞の存在理由――北野武監督の批判と岡田裕介会長の反論」だ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichiromatsutani/20150118-00042331/

 詳しくは上のリンクから原文を読んでいただきたいが、北野監督の指摘のうち「日活」は事実誤認だという。しかしながら“組織票”の疑惑については、以下のように指摘している。

《(投票権を持つ日本アカデミー賞協会員のうち)もっとも大きな割合を占めるのは、「賛助法人」の1431名(36.4%)です。これには202社が含まれています。そこには、アスミック・エースやギャガのような独立系映画会社のほか、テレビ局、広告代理店、出版社、制作プロダクションなどが含まれます。ただ、ここにも東宝・東映・松竹がまた別個に含まれており、さらにその関連会社(松竹映像センター、東宝アド等)も加えられています。なお、この「賛助法人」の投票権の内訳はハッキリしません》

 松谷氏は、岡田会長による「公正な投票」という反論は無意味だとする。別に「不正投票」が疑われているのではなく「公正な組織票」が問題になっているからだ。

《こうした組織票疑惑については、日本アカデミー賞協会はいまだに説明しきれているとは言えません。なぜなら前述したように、「賛助法人」における大手3社とその関連会社の投票権の内訳が明示されていないからです。ここをハッキリさせなければ、これからも日本アカデミー賞の選考には疑義が投げかけられることになるでしょう》

他の賞は全く違う受賞者

 北川景子にとって“災難”なのは、所属事務所が大手のスターダストプロモーションだということだ。

「芸能事務所の幹部やマネージャーでも、日本アカデミー賞の投票権を持つ人がいます。大手なら権利を持つ人間は増えますし、周囲に波及させることもできます。また今回は東映も一枚岩となって北川さんに投票したはずです。『探偵はBARにいる』は、ご存じの通り人気シリーズです。北川さんには華があるから授賞式も盛り上がる、夫のDAIGOさん(39)も絡めば、絶対にワイドショーなど芸能マスコミが大きく取り上げる。そういう点で東映サイドにとってもいいことづくめです」(前出の新聞記者)

 では、日本アカデミー賞以外の映画賞は、どんな助演女優に栄冠を与えたのだろうか。これまでに発表された主要映画賞から、助演女優賞の受賞者を振り返ってみよう。

 なんと田中麗奈(37)が、「幼な子われらに生まれ」(三島有紀子監督/ファントム・フィルム)で3冠に輝いている。それにもかかわらず、日本アカデミー賞ではノミネートすらされない。理由は簡単だ。配給会社ファントム・フィルムが大手ではないからだ。結局、日本アカデミー賞にノミネートされた女優のうち、事前の賞レースで助演女優賞の栄誉に輝いたのは尾野真千子だけということが分かる。

「ノミネート作である『探偵はBARにいる3』を見ると、まだまだ彼女はこれからの女優さんです。賞レースに巻き込むべきではなかったんです。現場が丁寧に育てていくべき時期なのに、芸能事務所やら映画会社やら、その関係者やらの“大人の事情”で組織票の対象にしてしまった。北川さんは紛れもない被害者ですよ」(前出の新聞記者)

 映画ファンは単純に「今年、最も優れた演技を披露した女優さんに栄光を与えてほしい」と考えている。その素朴な願いと映画会社の思惑との間には、相当の開きがあるようだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/14368902/


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posted by makoto at 12:00 | Comment(0) | 芸能ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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